アダルトチルドレン、白黒思考を手放せる人と手放せない人の違いとは…?

こんにちは。

カウンセラーの無川みづきです。


アダルトチルドレンの方のお悩みを聞いていると、「白黒思考」によって、苦しくなっている方が多いなと感じます。

白黒思考とは、
物事に白黒をつけないと気が済まない
あいまいな状態を許すことができない
考え方のクセです。


例えば、
100点満点中80点で合格のテストの
結果が70点だったとき、

「不合格になった私は全然ダメだ!」
「勉強した意味がなかった!」
と思ってしまったりします。

全体的な視点が持てず、結果や一部の視点からの評価で、すべてを否定してしまいます。

人に対する評価でも、同様の思考に陥りやすいです。

その人のたったひとつの意見が自分とは合わなかっただけで、
「嫌な人。もう絶対に心を開かない!」
と思ってしまいます。


こうやって白黒思考をすることが多いと、
自己評価が極端に低くなったり
人間関係で度々大きなストレスを
感じてしまうので、
どうにか手放したいんですよね。

そこで今日は、
白黒思考を手放すことが
できる人とできない人の違い

お伝えしたいと思います。


それは…


一度白黒思考をした後
その思考をした自分に
気付くことができるかできないか
です。

70点のテストを見て
「全然ダメじゃん」と思ったとき。
相手の意見を聞いて
「もう二度と心を開きたくない」と思ったとき。


「でも、これって白黒思考かも…?」
と気付ける人は
白黒思考を手放していけます。



気付いた後に自分との対話によって、
思考の修正をしていけるからです。


「全然って思ったけど、そうかな?
結果に囚われすぎていなかったかな。
70点分はこれまでの頑張りが
成果になっているんだから、
少しは自分を褒められるかも…」



「もう絶対に心を開かない!って
思ったけど、本当にそれでいいかな?
たったひとつの意見が違っただけで
大げさに距離を取るのは違うんじゃないかな。」



と自分自身でバランスをとっていけます。


一方、白黒思考を手放せない人は、
まず気付くことができません。



気付くことができない限り、残念ながら修正ができません。。

だから、白黒思考を手放すには、
まず気づくことがとっても大事
です。

ということで、「自分って白黒思考しがちだよなぁ…」と思いながら、このブログを読んでくださっているあなた。

その自覚を持っている時点で、かなり手放す準備はできていますよ^^


よく、「全然」「まるで」「絶対に」「ありえない!」といった言葉が思い浮かびませんか?


こういったワードは「白黒思考」をしている時に出やすいので、ちょっと意識してみてくださいね。

気づいたあとの自己対話の仕方が分からない方、自己対話がうまくいかない方は、ぜひカウンセリングで一緒に考えていきましょう。


今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。