1を聞いて10を想像して1を忘れるのが私

「1を聞いて10を知る人」って、かっこいい。
察しが良く、要領が良く、頭の回転も速い。
そんな人が思い浮かぶ。


私はというと──
1を聞いて1を理解しない…というわけではない。
1を聞いて、3とか4とか5あたりがわかるときもある。


でも最近ようやく気づいた。
私に一番しっくりくるのは、
「1を聞いて10を想像し、1を忘れる」タイプだということ。


たとえば、バイト先でお客様から質問を受けたとき。



正しい対応方法は知っているのに、その瞬間、頭の中で想像が広がる。


「この記憶って合ってた?」
「これをしたらどっかまずいこと起こらないかな?」
「というか、お客様の表情からして、別の意図があるかも…?」
「あーイライラしてそうだな。」
「そうだ!この方に他にお伝えすることあった!」


──結果、最初の質問にすぐ答えられなかったり、とんちんかんな対応をする(^^;)


これがつまり、“1を聞いて10を想像し、1を忘れる”というやつ。



正しい対応「1」を知っているのに、あらゆること「10」を想像して、
気づけば最初の「1」がどこかにすっとんでしまう。


以前の私は、そんな自分を「厄介だな」と思っていた。
わかっているのにできないなんて、不器用にもほどがある。


でも最近は、「私はそういう脳の仕組みなのだ」と思えるようになった。
「理解の問題」ではなく、「思考の行き先・広がりの問題」。


10を想像できることが武器になる場面もあることはもう知っている。



だからこそ、時には10を想像しながらも、1をスッと返してみる勇気ももちたいよね。


そんなことを考えながら、
今日もこの「想像が爆発する脳」と仲良くやっている。