こんにちは。カウンセラーの無川みづきです。
仕事で失敗してしまった…
目標を立てたのに達成できなかった…
大事な場面でうまく立ち回れなかった…
「なんでできなかったんだ…」「私って本当にダメだな」「あのときこうしていれば…」と自分を責める言葉が次々と頭に浮かんできてしまうこと、ありませんか?
今日はこんな風に自然とやってしまう「自分責め」と上手に付き合う方法をお伝えします。
まずは自然と沸いた気持ちを受け止める
まずは、自然と湧いた「自分責め」の気持ちをそのまま受け止めましょう。
「自分を責めたって仕方がない!!」「完璧人間なんていないんだから気にしない!!」と無理矢理「自分責め」にストップをかけてしまう方もいますが、これらは自分の感情を無視したり、否定していることになるので要注意です。
身体の外に出さない限り「自分責め」の気持ちは心の奥に残り続けます。
あとから何度もそのことを思い出してしまったり、次の一歩が踏み出しにくくなったりします。
だからまずは、「自分責め」の感情をそのまま受け止めることです。
「なんでできなかったんだ…って思っちゃうな。」
「私って本当にダメだな…って感じているんだ。」
と、できれば声に出して受け止めてみてください。
そしてもし余裕がある場合は、「そう思うくらい○○って感じたんだ」と言葉を続けてみましょう。
「なんでできなかったんだ…って思っちゃう。そう思うくらい悔しいって感じたんだ。」
「私って本当にダメだな…って感じているんだ。そう思うくらい自分にガッカリ。って感じたんだな。」
「自分責め」をしてしまったのには、それなりの「悔しさ」「悲しさ」「情けなさ」などの大きなネガティブ感情があったからだと思います。
その存在に気付けた場合は、自分を責める言葉を自分の感情を表す言葉に変換して、しっかり受け止めてみてください。
傷ついた自分に謝る・優しくする
「自分責め」しているときというのは、自分で自分の首を絞めているような状態。
すっごく傷ついたし、苦しかったはずです。
だからこそ「自分責め」したあとには、自分に謝りましょう。
最初は心から「ごめんね」と思えなくても良いです。形だけで大丈夫。
「キツい言葉を投げかけてごめんね」
どうしても自分に対して謝るのに抵抗がある…という方もいるかもしれません。
そういう方は、自分自身ではなく、クッションやぬいぐるみなどをギュッとハグするだけでも大丈夫です。
それから、自分に対して今度は優しい言葉をかけてあげましょう。
自分に対しての優しい言葉が出てこなかったら、苦しんでいるのが自分ではなく大事な友人だったとイメージして、その友人を慰めるような言葉を考えてみてください。
「頑張ったんだから今日はゆっくり休もう。」
「○○の部分はよくできていたよ。」
「ナイスチャレンジだった!」
「これからも失敗してもいいからね。」
自分を一番大事にできるのは自分です。
自分に寄り添う気持ちを少しずつ、育てていきましょう。
まとめ
「自分責め」をしてしまったら、まずは感情をそのまま受け止めること。
それから、傷ついた自分に謝って、優しい言葉をかけてあげるように意識してみてくださいね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。