こんにちは。
カウンセラーの無川みづきです。
今日は「自分を愛する」
ということについて
お話ししたいと思います。
「自分を愛しましょう」と言われても
どうすればいいのか分からず
戸惑う方も多いと思います。
特に、アダルトチルドレンやHSP、
愛着障害を抱える方は、
「自分のことなんて到底愛せない!」と
感じやすいですよね。
そんな方が
自分を愛せるようになるまでの
大切なプロセスあります。
それは
「他者の愛をそのまま受け取る」
ということです。
他者の愛とは
他者から送られる
あなたへの好意、親切、良い評価
などのことです。
他者の愛を受け取ることによって
自分が愛されることへの抵抗が
徐々になくなり、
自分でも自分の価値を
認められるようになります。
例えば、他者から
「ありがとう」と感謝されたり、
他者から肯定的な評価を受けたとき、
あなたはどう反応しますか?
素直に「どういたしまして」とか
「ありがとうございます」と
返すことができる方は、
他者からの愛を受け取っています。
一方、
「そんなことないです」
「私なんてまだまだだ」
と否定したり謙遜する人は
言い方は悪いかも知れませんが、
他者からの愛を拒絶しているんです。
あるいは、
あなたが困っていて
他者に助けてもらった時。
「ありがとうございます。」
「おかげで助かりました。」
「あなたがいてくれて本当に嬉しい。」
と思える人は、愛を受け取っている人。
「申し訳ない。」
「自分なんかのでせいで・・・」
と思う人は、
愛を拒絶しています。
愛の拒絶がダメ
というわけではありません。
むしろ状況によっては
控えめで良い印象を与えることも
あります(´`)
しかし、いつもどんなときでも
愛を拒絶していると、
そのたびに
あなたの無意識下では
自己価値をどんどん
低めてしまっています。
自分は評価されるべきではない。
自分は助けられるべきではない。
そんな信念が意図せずとも
強化されてしまうのです。
その状態では、
自分を愛する心を育てていけません。
だから、まず
「他者の愛を受け取ること」が
大事なんです。
他者からの好意や助け、
あなたへの褒め言葉に対して、素直に
「ありがとう」「嬉しい」
「助かります」と
受け止めることから
始めてみてください。
小さなことで大丈夫。
それから、
本気で思っていなくても大丈夫。
なかなか受け入れられなかったら、
「この人はそうやって思ってくれるんだ~」と
聞き流すだけでも十分です。
この「愛を受け取る」行為を
繰り返していくと、次第に
「自分は愛されてもいい存在」
という感覚が芽生えてきます🍀
「自分を愛する」が分からない人は
まずは「他人の愛を受け取る」練習を
してみてくださいね。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。