HSPさんが抱える「本音が言えない」問題、解消のコツ

こんにちは。
脱・不幸気質
生きるのがラクになるカウンセリング
カウンセラーの無川みづきです。

自分の意見・本音が言えない」と悩まれているHSPの方、いませんか?

なぜ、言えないのか…


嫌われたくないから
人を傷つけたくないから
伝え方が分からないから」などが理由の大半だと思います。


今日は、そういった方が
自分の意見を伝えられるようになる
ちょっとした考え方・伝え方のコツをお伝えします。

それは、ズバリ!
自分軸を意識して、Iメッセージで伝えてみるということです。

まずは、自分軸。
HSPの方は、自分より他人の方が
優先順位が高くなっているのが当たり前
という方が多いです。

相手がどう思うか
相手の都合は…
相手に合わせなきゃな…
と考えている生き方は他人軸の生き方です。

他人軸の生き方を手放し、
自分がどう思うのか、どうしたいのかを大切する
自分軸の生き方を目指していきましょう。

日頃から
私はどうしたい?」「私はどう思う?」と
自分に問う癖をつけることで
自分軸の考え方が少しずつできあがってきますよ。

次にIメッセージで伝えてみるということ。

そもそも意見を伝えるということは、
相手の人格(あり方)を否定することとは違います。
同時に相手の意見も
あなたの人格(あり方)を否定しているわけではありません。

互いの一部の想い・価値観の違いを
伝える・伝えられているというイメージを持ってみましょう。

そのイメージをうまく
言語化する為のオススメの伝え方、
それがアイメッセージです


アイメッセージは自分を主語にした文章。

例えば、デートの待ち合わせ時間を守らない彼に対して。

「(私は)約束の時間通りに来てくれると嬉しいな。」
「(私は)遅れる連絡がなかったから不安になっちゃった。」

あるいは、同じミスを繰り返しても
全く改善する気がなさそうな職場の後輩に対して。

「(私は)同じミスを何回も指摘するのが
大変に思えてきちゃった。
チェックリストを作って、
毎回確認してから提出してくれると助かるな。」

といった感じです。

Iメッセージの逆の伝え方をYOUメッセージといいます。

「(あなたは)なんで毎回遅れるの?!」
「(あなたは)もっと私のこと大事にしてよ!!」

「(あなたは)何度同じミスをするの?」
という感じの、相手が主語になっている伝え方です。


YOUメッセージは、伝え方や受け取る人によっては
人格否定と捉えられてしまう事もあるので要注意です。


相手を傷つけずに
自分の気持ちを伝えられるIメッセージを使ってみましょう。



いかがでしたか。

自分軸を意識して、Iメッセージで伝えることで、
少しずつ、意見が言えるようになります。

初めは伝えることに抵抗があったり、
伝えた後、気まずさを感じたりするかも知れませんが、
そういった気持ちはだんだんと、
お互いに良い関係性を築いていくための
必要不可欠なプロセスだと思えるようになっていきます。


頭では分かる…それでも言えないよ。できない。
と思われた方もきっと、いますよね。

もしかしたら対人関係でのトラウマや
自己肯定感の低さなどの問題が隠れているのかもしれません。

そういった問題はカウンセリングによって解決していけるので、
よければ一度、お試しカウンセリングにお越しくださいね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。