本当にやりたいことが見つからないのは「心に○○」がないから



こんにちは。


カウンセラーの無川みづきです。


以前、こんな相談を受けることがありました。



「毎日仕事に追われて、疲れ切っています。今の仕事にはやりがいを感じないのですが、かといって本当にやりたいことも見つからないんです。このままだと人生を無駄にしているような気がして、どうにかしたいんです…」



現在の状況に満足できていない一方で、何をしたいのかが分からない。



特にアダルトチルドレンやHSPの方々が抱えやすい問題かと思います。



こんな葛藤を長く抱えていると、自分の人生を生きている実感が沸かず、辛いですよね。


この状況から脱するために必要なことってなんだと思いますか?




それは。まず「心の余白」をつくるということです。


「心の余白」とは、常に何かをしなければならないという強迫観念から離れ、自分自身とリラックスして向き合える時間や空間のことです。



そして、自分の些細な気持ちもキャッチできる心が穏やかな状態です。



具体的には、次のような状態を想像してください。

  • 何もしなくても良い時間がある
  • 考えることを止められる余裕がある
  • 周りの期待や評価を気にせず、ただ存在できる



今のあなたには、こんな時間や空間が、どのくらいありますか?



「心の余白」なんてどうやって作るの?って思いますよね。



一番は「嫌なことを減らしていく」ことだと思います。




「嫌なこと」ってすぐに私達の心を圧迫してくるんです。




まずは今、あなたが感じている嫌なことを書き出してみてください。
嫌な環境、習慣、時間、人、自分…



その中で、簡単に手放せそうなものは手放していきましょう。


(例えば:寝心地が悪い→枕を変えてみる。満員電車が嫌→電車をズラしてみる。)



そして、簡単に手放せそうにない…と思うもの、実はここにも余地があります。




例えば「捉え方」を変えるだけで「嫌」と感じる程度を減らせたり、あるいは全く「嫌」じゃなくなったりするんです。




また、相手がいることならば、接し方を変えてみたり、自分の気持ちを伝えることで、「嫌」な状況が「まだマシ」な方向に変わったりします。




アダルトチルドレンやHSPの方々は、他人の感情に振り回されやすかったり、環境の影響を受けやすかったりするので、気付かないうちに「心の余白」が奪われがちです。




でも、自分の本当の望みを知るためには、まず「心の余白」を取り戻すこと、です。




本当にやりたいことは、必ずあなたの中に眠っています。




日々の生活から不要な負担を取り除き、心に余白を作るだけで、あなたの気持ちにもきっと大きな変化が生まれます。


カウンセリングでは、今のあなたが置かれている状況、心の状態をしっかり聞かせていただき、「心の余白」の作り方を一緒に考えていきます。



ご興味のある方は、まずはお試しカウンセリングにお越しくださいね。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)