「嫌い」な感情ほど大切にした方がよい!?

こんにちは。
脱・不幸気質90日レッスン
生きるのがラクになるカウンセリング
カウンセラーの無川みづきです。


突然ですが、皆さんは「嫌い」という感情を大切にしていますか?

感じても決して表に出してはいけない。
嫌いな人を作ってはいけない。
と思っている方、多いのではないでしょうか…。
「嫌いと思ってしまう自分はダメ人間だ」と
自己否定までしてしまっている人もいるかも知れません。


実は「嫌い」という感情を大事にすると、
ものすごいメリットがあります。
今日はそのメリットを3つ、お話します。

例えば、自分にとってなんとなく嫌な人がいたとします。
「なぜ嫌いなの?」「その人のどこが嫌いなの?」と

自分自身に問いかけることで、
今まで気付かなかったことに気付くことがあります。
例えば…
・態度が高圧的で、お父さんを思い出すから。
→自分の中に父親との間でトラウマになっている記憶があると気付く。
・好きなように生きているから。自分は我慢してばかりなのに。
→もっと自分もラクになる生き方を探してみるキッカケになる。

などなど。



メリット❷ 部分的に嫌うことが出来るようになる

「どこが嫌いなのか」を考えていくことで
その人の全てが嫌いではない事に気付くこともあります。
「あの人の全てが嫌い!」の状態だと

その人の一挙手一投足すべてに嫌な感情を抱いて、
大きいストレスを感じます。

部分的に嫌いになれることで
ストレスを感じる度合いを下げたり、
「嫌い」と思う場面だけ、心の距離をとることができます。


メリット❸ 他人の嫌いな感情も認められるようになる

自分の「嫌い」の感情を素直に受け入れていくと、
他人の「嫌い」の感情も認められるようになります。
部分的に嫌うことを覚えていくと

「嫌い」=人格否定ではなく、
自分との一部の価値観の違いと考えられえるようになります。

価値観が全く一緒の人はこの世に一人もいませんよね
だからそれぞれの「嫌い」があって当然、と思えるわけです。



いかがでしたか?
「嫌い」の感情を大事にすることで得られるメリットもあります。

皆さんも「嫌い」の感情を大切にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。