「私はいつも人に恵まれない」
「どこにいっても変な人に当たる」こんな風に思っていませんか?
人に対して攻撃的ではない。むしろ優しいし、気遣うタイプ。
求められていることには一生懸命応えようと努力もできる。
それなのに、人に恵まれない…。
同じコミュニティで、周りから尊重されて幸せそうにしている人がいるのを見ると、どうして自分だけ…って思いますよね。
人間関係に恵まれる人の特徴
「人間関係に恵まれる人」ってどんな人でしょうか。
結論から言うと「自己受容できていて、かつ自分を見せることができる人」です。
「自己受容」と「自分を見せる」、この2つを両方満たしていることが大事になります。
「自己受容」とは、どんな自分でも自分でOKができている状態のことです。
そして「自分を見せる」とは、自分の良いところや悪いところ、個性的な部分も偽らずに自己開示できることをいいます。
人に恵まれない3つのタイプと恵まれる1つのタイプ
下のマトリクス図を見てください。
■左下が、自分を見せないし、自己否定している人です。
「(○○できない)自分はダメだ」という前提があり、自信がありません。
自分よりも他人の気持ちを優先してしまうことで、よく勘違いされてしまいます。
「良い人」と思われることが多いですが、ときには「都合の良い人」にされてしまい、気付けば雑に扱われてしまっている、ということもあります。
■右下が、自己否定していて、自分を見せる人。
自分を卑下する発言が多く、自己肯定感の低さから不必要に他人をヨイショしてしまいます。
相手からすると、常に励ましたり、優しい言葉をかけてあげなきゃ…と思い、ちょっと気疲れしちゃうかもしれません。
長期的な関係性になると、相手が良い人であればあるほどあなたから離れて行き、逆にあなたに対してマウントを取りたい人、ヨイショの言葉がほしい承認欲求の強い人が寄ってきます。
■左上が、自己受容できているけれど、自分を見せない人です。
自己開示しないので、他人からは、ちょっとつかみどころがない人、あるいは謎キャラと思われているかもしれません。
例えば仕事では、向いていない仕事や苦手な仕事もバンバン任されて、逆に得意な仕事がまわってこなかったりして、その人の良さが発揮しきれないこともあります。
その結果、対人関係が苦痛になったり、ストレスを抱えてしまいがちです。
人から尊重してもらえるチャンスを逃している、ちょっと勿体ないタイプの人です。
■右上は、自己受容できていて、かつ自分を見せることができる人。
このタイプの人が、一番人間関係に恵まれやすく、ラクで幸せな対人関係を築いていけます。
「自分は自分でOK」という安心感を持ちながら、自分の素直な考えや気持ちを自己開示することで、あなたのことを大事にしてくれたり、応援してくれる人が自然と集まってきます。
人から尊重されることで感謝の気持ちが沸き、相手のことも心から尊重することができる、幸せな関係性の循環が生まれます。
もし今いる環境に味方がいなかった場合でも、あなた自身が自信を持って環境を変えることができ、居心地の良い環境で新しい人間関係を作っていけます。
まとめ 自己受容と自己開示で幸せな対人関係は手に入る
いかがでしたか?
「幸せな人間関係がほしい」と思うなら、まずあなたが自分自身を受容すること、そして自分を見せることが大事です。
自己受容や自己開示ができる心の土台は、カウンセリングで手に入れることができます。
自己否定してしまう方、自己開示が苦手な方は、まず一度、お試しカウンセリングにお越しくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。