【生きづらさの正体②】不自由な○○を手放す方法

前回のブログからの続きです。

8歳頃までに刷り込まれて、今まで持ち続けてきた「不自由な信念」は、手放すことができるとお伝えしました。

では、どのようにしたら「不自由な信念」を手放すことができるのでしょうか。


「不自由な信念」を手放すためには大事な前提があります。
当たり前ですが、自分が持っている「不自由な信念」に気付くことです。

前回のブログに載せているチェック項目から見つけてもよいですが、実生活の中から気付くこともできます。


特にストレスを感じたとき、自分責めをしたとき、他人の言動にモヤッとしたときが不自由な信念に気付くチャンスです。


頭の中に「~なければならない」「~すべきだ」「普通は…」「やっぱり…」「だから私は○○だ」という言葉が湧いていませんか?
言葉が湧いていない場合は「何があるから、こう感じるんだろう?」と自分に聞いてみるのもオススメです。

自分の生きづらさの根本になっていて、「もう手放したい」と感じる「不自由な信念」にまずは気付きましょう。

不自由な信念を手放すための2つのポイント


不自由な信念を手放すためには、2つのポイントがあります。

まず「不自由な信念」の代わりとなる「自由な信念」を受け入れること、それから「不自由な信念」を取り入れることになった過去の自分の心の傷が癒えていることです。



まず「不自由な信念」の代わりとなる「自由な信念」を受け入れられること
これは、「自由な信念」を持つ許可を自分に与えられるかどうかです。


例えばあなたが「人からの期待にはすべて応えなければならない」という信念を持っていると気付いたとします。
これに代わる自由な信念(例えば「人からの全ての期待に応えなくてもいい」「人からの期待に応えられないときがあってもいい」など)をイメージしてみます。
そして、「そうなれたらいいな」「この信念を持っていたらラクかも」と感じられたら、自由な信念を受け入れることはできています。


自由な信念を受け入れられるだけで、一時的には安心感が得られると思います。
肩の力が抜けたり、自分を追い込む気持ちが湧かなくなったりします。


それから、「不自由な信念」を取り入れることになった過去の心の傷を癒やすことです。


例えば「自分はダメだ」と思ってきた人が、今日から「自分はダメではない」という信念を持つんだ!!と決意しても、、実際すぐにこの思い込みを手放すのは難しいですよね?
それはその信念を裏付ける、「自分はダメだ」と思ってきた経験(証拠)があるからです。


なので、「自分はダメだ」と感じることがあった、一番最初の時に遡って、その時の自分を癒してあげます。
「あなたはダメじゃないよ」「ありのままのあなたでいいんだよ」と今の大人になった自分が優しい言葉をかけてあげることで、当時の傷は少しずつ癒えてきます。


過去の心の傷が癒えると、「不自由な信念」を無理なく完全に手放せて、代わりに「自由な信念」が定着していきます。


「不自由な信念」の代わりとなる「自由な信念」を受け入れられること、それから「不自由な信念」を取り入れることになった過去の自分の心の傷が癒やすことで不自由な信念を手放すことはできます。

「不自由な信念」は生きづらさの根本です。
手放すことができると、漠然とした生きづらさはなくなり、毎日がラクになります。

一人でもできないことはないですが、カウンセリングでは取り組みやすい「信念の書き換えワーク」それから「癒やしのワーク」を準備していますので、ご興味のある方は、まずお試しカウンセリングにお申し込みくださいね。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。