【対人関係】【私の経験】「ノー」が言えない、自分の意見が言えない方へ


他人に対して「ノー」が言えない。自分の意見が言えない。

かつての私です。

・仕事で悩んでいても上司に相談しない
・退職の意思がなかなか伝えられない
・彼氏に対して本音が言えない
・親からのお願い事が断れない
・友人からのネットワークビジネスの誘いが断れない

数年前の私はこんな有様でした(^^;)

「断ったら嫌われるかも…」「本音を言って相手が離れていったらどうしよう」「大丈夫。まだ我慢できる。」

そんなことを思って、いつも断れない、言えない私でした。


私が「ノー」が言えなかった、自分の意見が言えなかった1番大きな原因は「自分が自分のことをことごとく嫌っていたから」でした。


私が自分の存在価値を感じられたのは、他人が自分を認めてくれた時だけ


私を好いてくれる人、私を頼ってくれる人、私に寄ってくる人は私の承認欲求を満たしてくれるすごく貴重な存在でした。

だからこそ、そんな相手には絶対に嫌われたくないという気持ちがあったんです。


断って嫌われるくらいなら、我慢してOKした方がマシ。
自分の意見を言って対立するくらいなら、表面上で合わせていた方がマシ。



当時の私にとっては、「断ること」や「意見を言うこと」が、自分の心を削ることよりも、遙かに難しいことでした。

どうやって自分の意見を言えるようになったのか


断れない、自分の意見が言えない人生はやっぱりすごく辛かったです。

仕事はいつもキャパオーバー気味、誰と接していても安心できないし、楽しくない、そしてストレスを溜めて毎日が地獄…

このままの自分ではダメだ。
もう我慢ばかりしたくない。

そのタイミングでカウンセリングを受けたことで「これからはありのままの自分を大切にする」と決意はできました。

ただ、決意したところで急に自己主張ができるようになった!!なんてことはなく、カウンセラーさんと一緒に、自分で自分にOKが出せる安定した心の土台を作ること、そして日常でのたくさんの練習が必要でした。


私が何から始めたかというと、まずは簡単に断れる状況や自分がそこまで怖くないと思う状況で、相手に対して自分の気持ちを伝える、ということです。

・友人と行く外食のお店や遊ぶ場所を自分から提案してみる。
・お洋服を買う時、「これって在庫はありますか(新しいのありますか)?」と聞いてみる。
・夫や家族からのちょっとしたお願い事をあえて断ってみる。(ごめんね)
・ネイルサロンで、新しい商品の提案を断ってみる。


こんな感じで、まずは、割と簡単にできる小さな成功体験をたくさん積みました。


それから自分の気持ちを言ってみたときは全て、結果ではなく過程を重視。


自分の気持ちを伝えることで、逆に断られたり、時には気まずい雰囲気になることもあったんです。


それでも「まずは自分の気持ちを伝えて偉かった!」と行動した自分を褒め、それから「私が自分を大切にするように、相手も自分を大切にするのだから、こんなこともあって当たり前なんだよ」と自分に語りかけました。

こういった意識を持って練習を何回も重ねたことで、本当に少しずつ、断ることや自分の意見を言うことへの抵抗がなくなっていきました。


自分の気持ちを優先していると、自分勝手な人と思われて、自分の周りには人がいなくなるんじゃないか…

最初はそんな不安を感じていた私でしたが、実際そんなことはなく、そして予想外のいいことがたくさんありました。
私が感じた「よかったこと」を少し紹介します。


■「ノー」が言えるたびに自信がつく
いつでも誰に対しても、自分の気持ちに従って「ノー」が言えるようになると、人生の主導権を握っている実感が湧きます。
私が勇気を出してとった行動で私自身を幸せにできていると実感が湧き、自分に対する自信がつきました。


■付き合う人が変わる
以前はどのコミュニティーにいても、少し変わった人(周りの人に相手にされていない人)や価値観が合わない人が私に寄ってきていました。
まずそういう人達に「No」を言えたことで、意外にもあっさり離れていってくれました。
そして自分の気持ちをある程度オープンにしたことで、価値観のあう人が自然と寄ってきてくれて、自分が心から仲良くしたいと思う人と付き合えるようになりました。


■キッパリと「ノー」を言う場面が圧倒的に減る
「ノー」を言えなかった時の私は、相手からみても「断らない人」でした。
だからこそ、相手にも「多分OKしてくれるだろう」という期待を自然と持たせてしまっていたんです。
それが私が「ノー」を言うようになったことで、相手側の私に対する伝え方や誘い方が変わってきました。
会話の中で私の気持ちを聞いてくれたり、要望を伝える前にお伺いを立ててくれたり。
そして私も素直に自分の気持ちを伝えることで、キッパリと「ノー」を言う必要のある場面が減りました。

自分の気持ちを言うのが怖い方へ


今日は「ノーが言えない」「自分の意見が言えない」ことで苦しんだ私のことを書いてみました。

もしかしたら、このブログを読んでくださっている方の中にも、昔の私と同じような状況にいる方もいるかもしれませんね。


きっと、すごくしんどいですよね。
きっと、これまですごく頑張ってきましたよね。


もし、そんな自分を変えたい、ラクに生きたい、自分を大切にしたい、という気持ちがあるのなら、その望みを叶える方法はあります。


本当に私でも変われるんだろうか…?
話だけでも聞いてみたい。
あるいは辛い気持ちだけ聞いてほしい。
と思われた方は、是非一度、お試しカウンセリングにお越しくださいね。

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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。