メダカを飼い始めて半年が経ちました。
今、我が家には
2か月前に生まれた
針子(赤ちゃんメダカ)がいます。

先日、夫とその子たちを見ているとき
私が言いました。
「全然大きくならないね。」
すると夫は
笑いながらこう言いました。
「いやいや、めっちゃ育ってますよ。」
私は「え??まじ??笑」と。
同じものを見ていても
感じていたことはまるで違いました。
「全然大きくならない」の奥にある思い
夫に言われてみると
確かにみんな大きくなっている。
でも、じゃあなぜ私は
「全然大きくならない」と感じたのだろう。
そう思い、改めて考えてみると
私はただ
成長の遅さを嘆いていたわけでは
ありませんでした。
そこには
「このままで大丈夫だろうか?」
「どうか皆、無事に大きく育ってほしい」
そんな思いがあることに気づきました。
実は、メダカが卵から孵ったのは
今回が初めてではありません。
飼い始めてすぐに生まれた針子たちは
針子のまま皆、死んでしまいました。
もともと針子は成魚よりも
気温や環境の影響をうけやすく
生存率は高くはありません。
それを経験しているし
知識として知っているからこそ
「どうか、今いるこの子たちは
この不安定な時期を早く乗り切って
無事に大きく育ってほしい」と
願っていたのだと思います。
「全然大きくならない」という
私の言葉の奥には
不安と愛情、両方の思いが
隠れていたことに気づきました。
どちらかが間違っているというわけではない
今回、更に感じたのは
「自分の捉え方が間違っていた」と
否定する必要はないということです。
私の捉え方には
その捉え方をする理由がありました。
そして
別の視点に触れることで
1人では見えていなかった側面にも
気づくことができました。
「まだ小さい」という見方もいい。
「ここまで育っている」という見方もいい。
見ている方向が違っていただけです。
私は「未来への不安や願い」に
目が向いていて、
夫は「今までの成長」に
目を向けていたのかもしれません。
ただ、夫のおかげで
見える景色が少し広がった私は
これまでの成長も感じながら
メダカたちを見守れるようになりました。
「ちっさ!!!」と思った朝
そして一昨日の朝、
また新しい針子が生まれていました。
その子たちを見て
思わず声が出ました。
「ちっさ!!!」

生まれたばかりの針子を見て
2か月前に生まれた子たちが
ここまで順調に育ってきてくれたことを
また実感しました。
毎日餌やりで3.4回も見ていると
どうしても小さな変化には
気づきにくいものです。
でも、比べてみるとわかります。
この調子で大丈夫。
心からそう思えました。
悩んでいるときも似たようなことが起こる
私たちも
自分自身や誰かに対して
「全然変わっていない」
「まだまだだ」
と思うことがあります。
その思いの奥には
「早く成長したい」
「うまくいってほしい」
という願いがあるのかもしれません。
だから
その思い自体を否定する必要はありません。
大切なのは
自分の見え方の奥にある思いに気づいたり
ときには誰かに別の視点をもらいながら
見える景色を
少しずつ広げていくことなのかもしれない。
生まれたばかりの小さいメダカと
いつも一緒にいてくれる夫から
そんなことを学んだ出来事でした。

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
