こんにちは(^^)
カウンセラーのMIZUKIです。
・ミスなくきちんと業務をこなす。
・立てた目標をきっちりと達成する。
・いつでも落ち着いて冷静に対応する。
こういうのって理想的だし、
実際にできているときにはとても嬉しく感じますよね。
特に仕事においては、
「完璧」にできることに越したことはないと思います。
でも——。
「越したことはない」だけなのに、
こんなふうに思ってしまいませんか?
「完璧にできなきゃダメ」
「ノーミスであるべき」
「要領よくできない私はダメ」
いつの間にか“完璧であること”が
当然のボーダーラインになっていて、
そうじゃない自分がいたら責めたり、
恥じたり、隠したくなってしまう。。
こうなると、とてもしんどいですよね。
「ダメだ」と思う気持ちの奥に…
完璧を手放せない気持ちには、理由があります。
『完璧じゃなくていい』
『完璧な人間なんていない』
頭では分かっていても
どこかキレイごとに聞こえたり
腑に落ちていない自分がいませんか?
それにはちゃんと理由があるんです。
例えば過去の私は、
心の奥にこういう気持ちを持っていました。
「失敗したら嫌われる」
「欠点が多いと誰にも相手にされない」
「どんくさいことばかりしていたら周りから人が離れていく」
そんな不安と恐れが、私の完璧主義の根っこにありました。
私が完璧を目指していたのは
「正しさ」のためじゃなくて、
誰かから「嫌われたり、見捨てられないようにするため」でした。
完璧主義が「自分を守る役割」を果たしていると、
簡単に手放すことはできません。
「私は何を怖れているのだろう?」
もし今、あなたも「完璧でいなきゃ」と
思っているのならば、
ぜひご自身に問いかけてみてください。
「私は、完璧でいれないことで、何を怖れているんだろう?」
もしかしたら私のように、
過去に味わった寂しさや傷つきが
隠れている可能性があります。
それに気づいていくこと。
それが「完璧主義」の心を緩める
最初のステップになります。
完璧を目指すよりも大事なこと
人間関係において「完璧であること」って
どれくらい大事なことなのでしょうか。
私が「この人好きだなぁ」
「この人といると安心するなぁ」と
思えるときは、“完璧さ”よりも、
その人らしさやその人の純粋なあたたかさに
触れたときのような気がします。
たとえば、
・ちょっと不器用でも、いつも一生懸命な人。
・うっかりミスをしたとき、素直に謝れる人。
・未熟さを認めて、人を上手に頼れる人。
・話し上手じゃなくても、リラックスして会話してくれる人。
・日頃から感謝の気持ちを伝えてくれる人。
✨ 素直さ
✨ 自然体
✨ あたたかさ
✨ 誠実さ
そんな一面に触れたとき、とても魅力を感じます。
逆に、
「完璧」を追いかけてばかりいる人は
「間違えないように」「失敗しないように」
と、心がいつも緊張状態にあるのか、
接していて余裕のなさが伝わってきます。
(かつての私もそうでした。)
だから、
ただひたすらに完璧を目指すことよりも、
「完璧じゃないからこそ必要なこと」を
育てていくことが
人間関係の構築において
とても大事なことのような気がします。
たとえ「完璧」じゃなかったとしても
温かい人間関係は作っていけるんです。
完璧じゃないままでも、前に進める
あなたがあなたであることに、
完璧さなんて必要ありません。
完璧な自分も
完璧じゃない自分も
当たり前にいていい。
そう思いながら生きていけることが
本当の強さなのかもしれません。
私もあなたも、完璧じゃないまま、
一歩一歩進んでいきましょう(^^)
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました(^^)
