【カウンセリングのゴール】「脱・不幸」の先には何が待っているの?


こんにちは。
カウンセラーの無川みづきです。

カウンセリングを受けたあなたが生きやすくなった時。
どうなっていると思いますか?

「悩み事自体がなくなる」
「いつも好きな自分でいられる」
「ネガティブな気持ちが消える」


——そんなふうに想像する方が多いかもしれません。

私自身も、初めてカウンセリングを受けたときは、そう考えていました。
「悩みさえなくなれば、楽になれる」とか「ネガティブな感情がなくなれば、幸せになれる」と思っていたんです。

でも、実際はそうではないことに気づきました。

ーそういえば、最近ガクッと落ち込んでいないな。
ーそういえば、最近「イライラ」や「モヤモヤ」よりも「楽しい」「幸せ」と思うことが多いかも。


こんな感じで、気づけば、これまで当たり前だった『しんどさ』が薄れているのを実感できるタイミングが来ます。

それは、日々自分に関心を向けて観察することで、じわじわ実感できることの方が多いかも知れません。

え?それだけ??と思う方もいるかも知れません。

だけど
「自分はなんの為に生きているのか…」
「◯◯が嫌だ、怖い」
「私の人生、お先真っ暗」
と思っていた日々と比べると、大きな変化です。

悩み事自体がまったくなくなるとも限りません。

今よりは減るかも知れないけれど、変わらずストレスのかかる出来事や人間関係もあって、怒ったり、不安になったり、落ち込んだりすることもあります。

でも、それに振り回されなくなる
ネガティブな気持ちに飲み込まれてしまったり、逆に『ポジティブに考えなきゃ!』と無理に自分に言い聞かせる必要もなくなります。

それは、そうなったときの自分との向き合い方や対処法がわかっているからです。
だから、立ち止まることはあっても、ちょっとしたら前に進めます。

「まぁ。それはそれとして。それより週末はどこ行こっかな~♪」
みたいな感じで、「幸せ」「楽しい」に目が向く自分になります。

おおよその解決像を間違えないことが大事

「悩みをゼロにする」「ネガティブ感情をなくす」ことをゴールにしてしまうと、一生達成できなくて、苦しくなってしまうかも知れません

「悩んでも大丈夫と思える自分になる」
「悩んでも大丈夫な環境を整える」
「苦しみ以上に楽しみや幸せを感じられる心を育てる」
そんな風に「悩みと共に生きる力を育てること」が私のカウンセリングのゴールだと思っています。

「苦しさ」よりも「心地良い」「嬉しい」「幸せ」と思える瞬間が増えている。

そんな未来を実現したい方は、是非一緒に叶えていきましょう。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)