こんにちは。
カウンセラーの無川みづきです。
最近、退職代行会社のSNSで、退職代行の様子が公開されているのを見ました。
代行業者と会社の電話でのやり取りや依頼者の事情などが知れて、興味深かったです。
退職代行について、世間の意見を少しネットで調べたところ、肯定的な意見も多い一方で、否定的な意見もあるみたいですね。
「大のおとなが、自分で辞めると言えないのはおかしい」
「無責任以外のなにものでもない」
そんな声を見て、まず「ごもっとも」と思いました。
そして同時に、そんなことは頭で十分にわかっていて、それでも言えない人がいるんだよな、とも感じます。
だからこそ、そんな方にとって、救世主のようなポジションとして、退職代行は存在してくれているんだろうなとも思いました。
「辞めます」が言えなくて当然な理由
実際、退職の意志を伝えるのが難しいと感じる人は少なくないんじゃないでしょうか。
特に、こんな特徴のある人にとっては、退職を申し出ることはとても大きなハードルになります。
- そもそも自分の気持ちを伝えるのが苦手
- 誰かに迷惑をかけるのが嫌で、つい自分を後回しにしてしまう
- 何かを断ることに強い罪悪感を感じる
日頃ちょっとしたことでも、自分の素直な気持ちや意見を言えない人が、「辞めます」というのが難しいのも当然です。

退職代行を使った自分を責めているあなたへ
もし、退職代行を使ってしまった自分を責めていたとしたら…
その気持ちも理解できる気がします。
なぜなら過去の私も、自分で退職の旨を伝えられなかったことがあるからです。。
当時の私は社長に対して「辞めます」の一言が「死んでも言えない」と感じていました。
(3ヶ月に4人も辞めるような職場環境だったのに…)
心を壊し、会社に物理的に行けなくなってやっと、夫に伝えてもらいました。
退職できた後は、「本当は自分で言うべきだったのに…」という悔しさや情けなさをすごく感じていました。
だからあなたも自分を責める気持ちがあるのならば、気が済むまで責めてもいいと思います。
ただ、タイミングが来たら、次のことを考えましょう。
次にあなたが向き合うべきは「あなた自身の心」 です。
これからどうするか、一緒に考えましょう
なぜ自分の気持ちを伝えるのが難しいのか、どうしたら伝えられるようになるのか。
起こった出来事と感情にじっくりと向き合っていくことが、心の成長へと繋がります。

「次はやれる!」「もう絶対に繰り返さない!」
…過去の私です(^^;)
そんな気合いで解決すれば良かったんですけどね。
自分の気持ちを伝えることへの強い恐怖感、迷惑をかけたり断ることへの強い罪悪感、
そういう感情には心の問題が隠れています。
そこを紐解いて、傷ついた心を癒して、新しい自分に成長していけるのがカウンセリングです。
あなたも、私と一緒に向き合っていきませんか?
