こんにちは。
カウンセラーの無川みづきです。
私がカウンセリングを受けて変化したことのなかで、地味だけど、とても嬉しかったことがあります。
それは、日々の掃除がラクにできるようになったことです。
以前の私は、掃除をしなきゃと思いながらもなかなか手をつけられませんでした。
【やるなら徹底的にやらなきゃ意味がない】
【全部やらないと「片付けた」とは言えない】
こんなふうに考えていたので、気合を入れないと掃除ができず、結局先延ばしにしてしまうことが多かったのです。
散らかった部屋を見ては「またできなかった…」「こんな自分はダメだ」と落ち込んでしまうこともありました。
でも、カウンセリングを通して、これらは白黒思考という思考のクセだということを知り、この思考こそが自分を苦しめていた原因のひとつだったと気づきました。
白か黒か、ではなく「グレー」でもいい
白黒思考とは、「物事を白か黒、0か100かで極端に考えることをさす言葉」 です。
掃除に限らず、「100点じゃないなら意味がない」と思ってしまうと、そもそも手をつけることが難しくなります。
カウンセリングの中で、「グレーもOK」「40点でも合格」「ちょっとだけでもできれば十分」 という考え方を知りました。
そして、「全部やらなくてもいい」「今日はここだけでOK」と心から思えるようになった時期、不思議と掃除もできるようになったのです。
たとえば、
- 今、テーブルの上だけ片付ける
- 散らばっている書類をとりあえずひとつにまとめる
- 今日の掃除機はリビングだけ
こんなふうに「ちょっとだけ」と決めると、意外とすぐ終わります。
そして、やり始めると「せっかくだからもう少しやろうかな」という気持ちが生まれることもあります。
結果として、部屋が以前よりも整った状態を保てるようになりました。

完璧じゃなくても大丈夫
もちろん今でも、忙しかったり、疲れてやる気がでなくて、何もできない日もあります。
でも「あぁ今日はできなかったな。」これで終わりです。
前の私なら、そこでも白黒思考で「毎日できない私はダメだ!!」と思い、落ち込んでいたと思います。
でも今は、「またできるときにやればいっか」「できない日もあるよね~」と思うだけです。
白黒思考を緩めたら、部屋がきれいになっただけでなく、気持ちまで軽くなったと感じます(^^)
完璧じゃなくても、大丈夫。
それだけで、ずいぶんといろんなことがラクになるなぁと実感します。
このブログを読んでくださっているあなたも、何かやらなきゃいけないことがあってもなかなか取り掛かれないときは、「白黒思考になっていないかな?」 と自分に問いかけてみてください。
「ほんのちょっと」「今できること」をやる自分は偉い!!
「これだけしたところで…」「たったこれだけ…」って思わない自分は偉い!!
そんな考え方を持ってみると、最初の一歩の行動ができるかもしれません(^^)
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
