こんにちは。
カウンセラーの無川みづきです。
なんとなく気持ちがざわついたり、
気分が下がることってあると思います。
「(キャリアについて)このままでいいのかな…」
「(先の予定に対して)嫌だなぁ」
「(新しい挑戦に対して)うまくいかない気がする」
こういう感情を放置していると
毎日憂鬱な気持ちが続いたり
体調を崩しやすくなったりするので
要注意です。
なので今日はそんな
漠然とした不安に対処するための
シンプルな2ステップをご紹介します。
不安を解消する2ステップ
ステップ1:不安を明確にする
まずは「何がどう不安なのか?」を
少しずつでも具体的にしてみましょう。
とにかく頭に浮かんだ言葉を
全て書き出してみたり、
誰かに話してみましょう。
頭の中にあるものを
外に出します。
このときに頭の中の不安を
完璧に明らかにしようと
思わなくてもいいです。
一人で取り組むときは
自分にとって心地よい環境に
こだわってみましょう。
自分のリラックスできる環境
(音楽、香り、場所、時間、使うもの)
を整えると、
気持ちに向き合いやすくなります。
ステップ2:不安との向き合い方を考える
次はその不安との向き合い方を考えます。
ここで大切なのは
「すぐに解決すること」にこだわらず
今の自分に合った
無理のない対応方法を見つけることです。
例えば、
「○/○まではこの不安についての
対処を保留にする」
といった答えも意外と効果的です。
「今すぐどうにかしなければ」と
感じると余計に焦りが強まりますが、
期限を決めて「一旦、保留!!」と
腹をくくることで
気持ちが少し軽くなったりするんですよね。
あるいは実現可能な小さな行動を
考えてみるのもいいです。
例えば、
週末に楽しい予定を入れて
気分転換を図ったり。
悩みに理解があって
ヒントをくれそうな相談相手を
探してみるのも良いと思います。
完璧な解決策でなくてもいいんです。
「今の自分にできる範囲」で
向き合っていくことで、
自分で不安に立ち向かっている実感が得られます。
注意点:明確化させた不安は放置しないこと
一度不安を明確にしたら、
その不安を放置しないことが重要です。
放置すると、
明確にした不安が心の負担となり、
さらに不安を増幅させることがあります。
必ずステップ2に移って
どう向き合うかを考えることが
自分の心を軽くし、
問題解決への一歩に繋がります。
まとめ:漠然とした不安は放置しないで向き合おう
漠然とした不安には
「不安の明確化」と
「不安との向き合い方を決める」という
2ステップで対処していきましょう。
これを習慣化していくと
不安をコントロールできる力
=自己効力感が高まり、
強かな心になっていきます。
ちなみに
私のカウンセリングでも
同じようなことをよくします。
特にステップ2は
大きい悩みの渦中にいるときほど
一人で考えるのが
かなり難しかったりします。
カウンセラーと一緒に
二人の頭で考えて
対処していくことで
安心感を感じながら
早く不安から解放されますよ。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。